2022年
1月
22日
土
一ヶ月前くらいにセットしたe.max単冠のケース。
忘年会にお呼ばれしていたので、一発で決めたいなぁと邪な心持ちもありつつ製作しました。忘年会当日に写真撮ったら送るよと言って頂け、きちんと本日届きました。結構忘れている先生方も多いので有り難いです。(画像はセット後)
指示書には右1、左2ともに失活歯のため漂白、右1形態修正。
上下2~2をM.T.M.したとありました。
30代女性ですから余計に見た目は気になるでしょうね。とても丁寧に治療されているので、足を引っ張るのだけは避けたい状況。
2021年
11月
02日
火
2021年8月にジルコニアフレームの3本ブリッジを製作しました。
仮着して様子を見ていたそうですが、10月に破折して戻ってきました。
2021年
11月
01日
月
自分のブログはままならないくせに、仕事を出してくれる先生方のブログは思いついた時に読んでいます。
しばらく前に見覚えのある補綴物の記事を見つけました。
あぁ勉強会でのプレゼンに使っていただいたんだなぁ〜
細かいことを言えば色々あるんだろうけどありがたいなぁ〜とほのぼのしていました。
2021年
8月
18日
水
もう20年以上使っているでしょうか。レーズで使用するスポンジ状の弾性砥石です。
乾燥していると石の様に硬いですが、水に浸けておくとスポンジの様に柔らかくなります。
私も誰だったか・・・に教えていただいて知ったのですが、意外と知られていない様なので紹介してみます。
2021年
8月
17日
火
昔々、仕事で使うカメラは一眼レフが必須でした。
フィルムからデジタルへと変化はしましたが、今も基本的には変わっていないと思います。
そのうちにストロボに一手間加えたコンパクトデジカメが簡易記録用としていくつか出てきました。小さくて軽いし衛生士さんがちょっと使うには便利なのでしょう。そのうちスマホで撮ってシェード写真とかに使われるかも・・・なんて笑い話の様に技工士同士話していました。
2021年
7月
04日
日
コロナの影響で昨年は開催できず、今年は「臨床歯科を語る会40周年オンライン特別企画」ということになりました。
zoomを使用してということですが、先日ケースの打ち合わせで使ったぐらいの素人。難しいことはわかりませんが無事に視聴できました。
トップバッターの黒田先生が1981年からの語る会の歴史を丁寧に紐解いてくれました。お陰様で当時の色々なことを話しを聞きながら思い出しました。
私が参加しだしたのは92,93年頃からでしょうか。「8時だよ全員集合!」の聖地である日本青年館で開催されていた時期です。技工士は全員で1室の大部屋でした。ドラえもんのように押入れで寝ていたり、布団ごと廊下に出されて朝ビックリなんてこともありました。
何度か諸事情から会場が変わりましたが、国立オリンピック記念青少年総合センターでは閉会後に余った日本酒を外でラッパ飲みして一升瓶をゴミ箱に捨てたのが見つかって怒られました。青少年センターであるまじき・・・同罪の先生とは現在も仕事でつながっていますので、正に同じ釜の飯ならぬ一升瓶回し飲みのお付き合いです。
続く演者の須貝先生、松井先生、千葉先生、当時の裏事情やためになる話、いづれも笑いを誘うエンターティナーの方々でした。時間が予定よりも押していましたが、最後に金子先生の「ANOTHER STORY」。
似たような話は断片的に聞いていたりしたのですが見た事のない写真が多く、金子ワールドへと引き込まれてしまいました。
でも、就職して間もなく、覚えることが多くてヒーヒーしているときにあんな綺麗な場所へ旅行していたんだと思うとなんか微妙です。
ともあれ、センチメンタルな気持ちになりましたが楽しいひと時でした。
演者の皆様、実行委員の皆様、どうもありがとうございました。
あ〜 この話を肴に飲みたいなぁ〜
2021年
4月
18日
日
私の周りでは模型用のシリコン材料があるということを知っていた方はほとんどいません。
自分でも何がきっかけで使い始めたのかは覚えていないのですが、あると便利な材料なのです。
元々は口腔内で修復するのには難しい様なレジンインレーなどを、ハイドロで印象してすぐに模型に起こすのを目的とした材料の様です。流す時のフローも良く、ナイフでトリミングも出来て分離材も必要ありません。私は主にコーヌスの義歯修理用模型材として活用しています。外冠に石膏を流すのには無理があり、パターンレジンで起こすのが一般的ですが、時間もかかるしレジン外冠の場合はエラいことになります。そういった場合に支台部分だけシリコンにしたりすると具合がいいのです。
パテタイプやバイト材のシリコンでも同じ様なことができるのでは?と思われるかもしれませんが、フローと硬さがかなり違うのです。
私の使ったことがあるのはParkell社のMACH II(マック2)とMACH -SLO(マックスロー)しかありません。他にモリムラ扱いの「EZ-COPY ファストンダイ」という製品もある様ですが、時節柄デンタルショーも無くどんな感じか確認できていません。
MACHの二つの製品の大きな違いは硬化時間です。ベージュのMACH IIは私には硬化が早すぎて気泡を入れてしまうなど失敗することが多いのですが、イエローのSLOだと余裕を持って印象や義歯に流せるのです。
2021年
4月
17日
土
昨今の金属価格高騰のせいでレジンブロック冠やジルコニア、チタンといった材料へ補綴が流れていっているのは周知の事実でしょう。
先日材料屋よりe.max perssインゴットが値上げされると聞きました。値上げ幅はまだわかっていないそうですが、5月21日より新価格となるそうです。
えぇ〜セラミック材料も?為替の影響という感じでもないし、なんか内容が変わったわけでもないのに?
訳がわかりません。これもコロナの影響なんでしょうか。
という訳で、心ならずも材料費が上がるかもしれませんので、その旨ご承知おき下さればありがたいです。
2021年
2月
12日
金
先週のこと。午前中に電話があり、これからそっち行くよとの事。
えっ!?本当に?来てじゃなく行く?御大ご本人が?
今までにも何人かのドクターが当方のラボに訪ねて来ていただいたことはあるのですが、仕事内容メインでいらっしゃったのは初めてです。そ、掃除間に合って良かった・・・
当初緊張しながらも話し始めればアレやコレや・・・最後はドイツ万歳!ライカの話で締めくくり、気がつけば4時間以上話し込んでいました。仕事も人間関係も線を引かない先生の行動力と情熱、それらを推敲する緻密さに脱帽です。
都内より1時間以上かけてのご来訪、楽しい時間をありがとうございました。
2020年
9月
18日
金
コロナ禍のこのご時世、愚息はZOOMでオンライン授業を受けたりしているが、私は未だそういう機会はありません。
そんな折のWebセミナー、時流に乗ってみようかと邪な気持ちがありつつ受講申し込みしました。
昨日が初回で形態とセラミック築盛の基本要綱についてでした。
おっさん技工士が何をいまさら・・・なのかもしれませんが、改めて足元を固める良い機会となりました。
形の捉え方、隆線と溝の与え方、使用するポイント類等々参考になりました。ちょうどセラミックのケースがいくつかあるので、早速盛り込んでみようかと思っています。
Webセミナーということで双方向でやり取りするのかな?ニコニコ動画みたいな感じかな?と期待していましたが、時間指定で動画流したように受け取れました。
ん〜 初のWebセミナーなのに微妙・・・時流に乗れた、か!?
2020年
7月
25日
土
大抵のケースは咬合器を使って補綴物を製作します。
どういう訳かよく使われるのに新製品の発売サイクルは異様に長いのです。
ですので当方にある30年前の咬合器も現役で使われています。
ただ、比較的新しいものは斜めに傾けて作業する事ができます。
たったそれだけの事ですが、前歯部製作の際にはこれがとても便利なのです。
2020年
7月
19日
日
大抵の技工指示は指示書に書かれてくるのみが一般的だと思います。私は補足情報や今後の工程確認、シェードなどはメールでいただくことが多いのですが最近秀逸だと思ったのが画像にあるものです。
内冠セット後の修正した仮義歯を印象し注意事項を書き込んであります。やっている先生方はいるのかもしれませんが、私のところに来たのは初めてな気がします。印象前にアナライジングした模型に書き込んで送ることはあっても、書き込まれて返ってくることは大人の事情でしょうか、あまり無い様に感じます。
う〜ん。これはわかりやすい。もちろん注意事項を考慮して最終補綴物を仕上げますので、セット時に調整することが少なくなるのではないでしょうか。
2019年
12月
01日
日
相変わらずの遅れ情報ですが東京ビッグサイトでの東京デンタルショーを見に行ってきました。
主な目的は最近の動向を見ること、細かい材料で良さそうなものを探すこと、ivoclar vivadentのブースセミナーに参加することでした。
一時期はレセプトとCAD/CAM機器の出展が華だったように思いますが、今回は随分分散しているように感じました。
もちろんデジタル機器関連が多いことは変わりませんが、他社に比べて特化したものが少なく均質化してきたのかもしれません。
目についたのは3Dプリンターでしょうか。一般工業界から持ってきた感は否めませんが結構な数の出展がありました。
ただ、金属床などのフレームを製作するものは従来法に乗りやすいでしょうけど、かなりの数を一定期間にこなさないと難しいでしょうし、現状ではあまり人員・時短対策にはならないように思いました。
2019年
10月
25日
金
長年使ってきた人工歯が無くなるという噂を聞き、どうなるんだろうと心配していました。
イボクラールビバデント社のオーソシット(SR Vivodent S・SR Orthosit S)です。
前歯はビボデント(SR VivodentからSR Vivodent Sへ)、臼歯がオーソシット(SR OrthositからSR Orthosit Sへ)ですが両方とも末尾にSがついてリニューアルするそうです。
前歯のビボデントは使っていなかったのでまぁいいや~という感じですが、臼歯は四半世紀も使ってきたので変化が気になります。
結論から言えば色・形・材質が変化したようです。
もう別モノじゃないか !と思いましたが、どうやらビッグマイナーチェンジといった様相です。
メーカーサイト Ivoclar Vivadent (パンフレットをダウンロードできます。)
2019年
8月
01日
木
医院でも手練りで石膏を練る場合は金属スパチュラとラバーボウルを使うと思います。伺った際にスパチュラとラバーボウルの形状が合っていないのをたまに目にしますが、それを指摘する勇気もなく・・・
真空練和器を使う場合にもスパチュラは必要です。ただ高価なミキシングカップに金属スパチュラを使ったら傷だらけになってしまいます。場所によってはポリエチレンなどのスパチュラを使っているところもあると思いますが、私はシリコン製のスパチュラを使用しています。傷もつかなくぴったりカップ壁面をこそげるからです。
しかし未だにこれだ!というシリコンスパチュラに巡り合えていません。
100円から3000円くらいの価格幅はありますが、結局100均で買ったものが現状一番良いという状況に・・・
どうやら私のスパチュラ探しはまだまだ続くようです。
2019年
7月
31日
水
大抵の歯科医院では衛生士さんや助手さんが印象に石膏を流していることと思います。
人が入れ替わって個人差が出たり、模型の精度を上げたいといったところから、基本的な石膏の扱いをレクチャーしてほしいと依頼がありました。
聞きたい内容は以下のようでした。
・アルギンのトレーへの盛り方。
・外した後の保湿箱での扱い。(変形を避けるためのポイント)
・普通石膏と硬石膏の練和法と注ぎ方。 厚みも含めて。
・硬化までの保湿箱での取り扱い。
基本的なところを中心にお願いできれば。
時間が余るようでしたら、テンポラリーのデモもお願いできると嬉しいです。
限られた時間でしたので、半分は画像で目に見えづらいトラブルの現象や対策方法などを提示して、もう半分は実際にデモをやってみました。聞けば衛生士学校では印象や石膏の扱いについてあまり触れていないそうです。
聞いてくれたスタッフ全員に石膏を練ってついでもらっていたら、予定時間を大幅に超過してしまいました。休み時間が少なくなるのにも関わらず、熱心に聞いていただいた皆さんに感謝です。
当然時間が余らなかったので、テンポラリーのデモはできませんでした。ぜひまたお声がけいただければと思います。
2019年
7月
31日
水
GWに拝見させていただいたのですが、ブログさぼっており今になってしまいました。
4月に移転開業した長野県飯田市の今村歯科医院です。
院長の親父さんが私の勤めていた医院のOBであったり、代診先の医院でお会いしたり・・・などからたまに仕事を出していただいたご縁があります。
公共施設を多く設計している建築士さんが手掛けた医院は、まさに公共施設的な面持ちの造りで驚きました。待合室などはカフェのようで、携帯も充電できる作りには時の流れを感じました。
気になっていたのは元勤務先技工室から移設された技工机などです。長年愛用していた机がどんな様子でいるのか気にならないはずがありません。部屋のサイズに合わせてうまくトリミングされ、綺麗に収まっている机を見た時は感慨深いものがありました。セカンドライフ活躍してほしいものです。
いや、こちらの技工机も同じように活躍させていただけたらありがたいです。(笑)
今村歯科医院のHPに出ていたイメージ画像にある車と、実物の写真が上手いこと同じ車種になりました。停める場所ももう少し考慮すればよかったと反省です。
2017年
8月
29日
火
ジルコニアの技工物も取り扱い始めました。
CAD/CAMはドイツのアマンギルバッハ社のceramillで、築盛陶材はイボクラールビバデント社製になります。
厚みの取れないケースなどに適応していただけたらと思います。
2017年
6月
14日
水
男性 上顎前歯e.maxのケース。
振り返ってみると上顎前歯ばかり作っているように思われますが、実際は義歯とセラミックスは半々くらいです。義歯はセット後の写真が少ないのと、伝わりにくく話が長くなるので無意識に敬遠していたのかもしれません。
一見何の変哲も無いケースのようですが、あれ!?一本少ない・・・テンポラリーが綺麗に収まっていたのであまり違和感がなかったのですが、側切歯がありません。
2017年
5月
31日
水
コーヌス義歯の支台、コアだけやり直しのケースです。
脱落やカリエスなどで、義歯・内冠はそのまま使用してコアだけ製作することがたまにあります。
今回もその類で、義歯に戻した内冠内面にレジンを入れて大まかなトレーにしていただきました。写真の印象ポストは折れて行方不明になってしまったので短いですが、元々は長く綺麗に印象が採れていました。ポストがきちんと印象できるようにレジンを入れるだけですので、トリミングしてガバガバのレジンで構いません。
外冠に内冠を戻す際には、外冠内面の汚れは綺麗にしておいてください。結構プラークなど溜まっている場合があります。
義歯に内冠を戻した状態でシリコン印象材をレジン部に盛り、義歯を口腔内へ戻して印象採得します。
印象した内冠を義歯から外すには、鉗子などで義歯を保持し、その鉗子のヒンジあたりを内冠の抜ける方向から棒などでカンカンカン!と叩きます。
ポロっと外れますのでどこか行かないように注意してください。
その印象内冠をそのまま送っていただければOKです。
2017年
5月
24日
水
clinical case 5と同じ先生の症例です。
20代男性のケースですが結婚式を控えており、時間的な余裕がなく一発勝負となりました。
外傷で破折・失活しファイバーコアが入った状態ですが、テトラサイクリン?なのか暗い色だったためホームホワイトニングをしたとのこと。
上顎左1は捻転しているが、それほどの捻転にしない範囲で形態を作って欲しいとの指示。
う〜ん、前回の失敗があるのでより慎重に進めなければとイヤな汗が・・・しかも前回より難易度のハードルが上がっているような気もする。
2017年
5月
23日
火
ファイバーコアが装着されたe.max補綴のケース。
撮影されたシェードガイドのタブはA3とB3だが、口腔内のカラーはかなりバラバラだ。
上顎右側1の透明感と白い縞。右側2のエナメルは結構白い。
補綴されたMBはA2~A3。下顎1はなんだか暗い。
上顎右側1に合わせる予定だが、画像とにらめっこしていると目がチカチカする・・・
2017年
1月
14日
土
8日より始まった金子一芳先生の主宰されている「もぐら塾」に参加してきました。
咬合運動の歴史から紐解き、調節性咬合器についての解説や全顎補綴のケースを通してのプレゼンはお腹いっぱいになりました。
長期勤務していて部分的には知っていた話も、時代や技術的進歩といった経時的な流れに沿って聞く事は無かったのです。
小一時間ほどお時間をいただき、主にセラミックス修復についてお話させていただきました。何か一つでも記憶に残って伝わっていればいいな〜と思います。その後久しぶりに顎運動の被験者になりました。写真はボケていますが、その時描記した運動路です。たくさんの歯科医に見つめられての描記は、何か問題な線を描きませんように・・・でした。(笑)
当日の様子は本家金子先生のブログや進行していただいた中舘先生のブログ、基本ゼミをまとめられている斎田先生のブログに紹介されていました。
2016年
11月
01日
火
週刊ポスト誌に「やってはいけない歯科治療」という連載が載っていました。
普段週刊誌は読まないのですが、不毛と思いつつも目は通しておこうと思い読んでみました。
あまり技工士について雑誌などで触れられる事はないのですが、大きく登場したと思ったらコレ!
タイトル読んだだけで具合が悪くなってきました。書いてある事は大まかですが、そうだろうな〜と思いました。他の診療サイドについての内容は、う〜ん・・・どうだろうという感じが多かったです。ご興味のある方は読んでみて下さい。
文章を書いたジャーナリストの岩澤倫彦さんのHP「ノーザンライツ」はここです。
2016年
8月
26日
金
昨年2月に「白い粉」というタイトルで、サンドブラスター用のバキュームについて書きました。
四苦八苦し現在は落ち着いておりますが、気になる方もいらっしゃるようなので顛末を記録しておこうと思います。
写真は一代目紙パック掃除機です。
モーターまで分解して清掃してみましたが、どうにも内部まで汚染されていて再起不能でした。二代目をどうするか悩みましたが、サイクロン式を試してみようと自宅にあった掃除機を暫定的に繋いでみました。(下写真の左)
2016年
7月
15日
金
今月号の「歯科技工」に製作した補綴物が載っていた。
「チェアサイドの視点に学ぶワンランク上のコミュニケーションメソッド」というコンテンツに、斎田寛之先生と技工士の中村誠氏が書かれたものの一部に紹介されました。
ちっちゃな宣伝になるかなと邪な考えも頭をよぎりましたが、すべてのケースにおいてこの様にうまくゆく訳ではありません。
一つの方法として、チェアサイドとラボのやり取りを参考にしていただけたらと思います。
いずれ時間があったらブログにも詳細を載せたいと思います。
2016年
5月
05日
木
還暦過ぎたばかりの女性のケース。
対合は総義歯ですが、支台は有髄歯でMBにて補綴。宝飾の好きな女性は多いですが、口の中に貴金属が見えるのは例によってアウト!
霊長空隙?のスペースがあるため、そこにKey&Keywayを設定する事になりました。
もし空隙が無かったら、上手く収まらなかったでしょうね。
2016年
5月
04日
水
技工作業中にシリコンパテを使いたい事は多いがコストが気になる・・・。
という事で通販の安価なシリコンを使ってきました。使用用途は決まっているので、硬すぎずそれなりの弾性があればOKでした。
数年ゼタラボを使っていましたが、よりお得なオーマラボへ変更しました。いつもの材料屋さんから入手できるのも便利だったのです。
2016年
2月
26日
金
コーヌス鉗子の先端は大きく分けて2種類あります。
機械的な溝が入っているものとダイヤモンド粒子が付着したものです。
ダイヤモンドはどうも意図しないところにキズが着き易いので、ミゾミゾな形状が好みです。
先端サイズも大小ありますが、小さいものでも入らないケースが多々あります。そういう場合は半泣きで何とか外していましたが、時間の無い場合には大泣きになります。以前からいくつか目星は付けていたのですが、ホームセンターに似たのがあったので買って来ました。
通常コーヌス鉗子は10000円前後の値段がしますが、このプライヤーは500円程度でした。
ちょっと柄が短いのが難点ですが長いものもあるようです。先端にジスクで溝を入れればOKです。
2016年
2月
26日
金
30歳くらいの女性でe.maxクラウンのケース。
A1よりも白い。(涙)
そんな滅多に出ない色のインゴットは買わないと無いので逃げようとしたところ、診療室でもより白いコアレジンを購入したとの事。
やるしかないですね。本当に白いのか、乾燥して白くなってきているか判断の難しいところです。シェード写真のExifデータから、最初の撮影からどのぐらい時間がかかったのかわかります。ケースによっては段々白くなって行くのがわかります。そういう点からも無加工のデータが欲しいですね。
2016年
2月
25日
木
プレスセラミックの色合わせでは、インゴットの選択が重要になります。
インレーは透明度の高いインゴットから選択しますが、アンレーやクラウンでは迷う事が多々あります。補綴物の厚みがあると透明感の強いものではグレーっぽく暗くなってしまうからです。
クラウンでは以前はHTでしたが、最近はMTを多用しています。
2016年
2月
19日
金
基本的にしょうもない内容のブログではありますが、日常臨床で感じたことや思っていることを、症例を通して伝えられればいいなと考えました。
・6番e.maxインレーの症例
大抵のドクターは臼歯部補綴でもシェード写真を添付してくれます。そこで大きな差が出るのは露出とアングルです。
2015年
10月
16日
金
巷にはたくさんの種類の石膏があります。
歯科医院では何を基準に選択しているのでしょうか?色、価格、膨張率、だれかのお薦めでしょうか。
作業模型は超硬石膏、対合歯は硬石膏、参考模型は普通石膏といった感じが建前上浸透しているように思います。
精度に拘っている医院では、対合歯も超硬石膏を流してくれるところもありますが稀です。
やはり作業用模型と対合歯の膨張率は合わせられたらイイなと思います。逆に膨張率の違う上下顎できちんと咬むのでしょうか?
一般的な超硬石膏の膨張率は0.08%前後、硬石膏は0.2%前後です。
ですので対合歯に流す硬石膏を超硬石膏と同じ膨張率の物に変えていただければ当ラボとしてはありがたいのです。 えっ!すべて硬石膏!?うぅ〜ん。もっと硬い方がいいかな・・・
下記サイトに黒田昌彦先生が詳細に記されたpdfがあります。
http://www.gcdental.co.jp/watching/pdf/116_2.pdf
それから、寒天・アルジネート印象材に流す石膏はなるべく早く硬化させたほうが、諸々の問題点から良いと思います。超硬石膏、硬石膏共にファストタイプをお薦めします。
今まで使われている石膏の価格と低膨張石膏の納入価がわからないのではっきりしませんが、3kg単位で数百円の違いだと思います。一度ご自身の環境で調べてみて下さい。
韓国製の安価な石膏もありますが、使用した感じでは判断するのが微妙なところですね。
何となく製品が不均一な印象を持ちました。まぁ天然素材だから仕方ない面もあるのでしょう。
ちなみに当方が推奨する石膏は下記製品です。(寒天・アルジネート印象へ流す)
超硬石膏 ジーシー社製 ニューフジロック ファストセット
硬石膏 ジーシー社製 ニュープラストーン2 LE ファストセット
これに普通石膏を合わせた3種類あれば、歯科医院では充分だと思います。
義歯修理や咬合採得・コア採得にも必要であればキサンタノ(即時硬化性の印象用石膏)、
2015年
9月
30日
水
高級歯科技工用ポーセレンブラシを購入した。(タミヤ モデリングブラシHG)
セラミックのステイニングに使用する為である。今までは某GC社の筆、No.6/250円を十数年に渡り継続して使っていたが、ただの毛束になってきたので交代である。
(写真左の白い筆)
かなり気に入っていたのだが個体差があるため、数本購入して器量の良いものをピックアップしていた。
なんだかそれもアホくさいので、信頼するタミヤのブラシにしてみた。ステイニングというよりもウェザリングになるかもしれない。
まだ実戦投入していないが、軽くて持ち易く好感触だ。ほんのちょっとだけ仕事のやる気が出て来た。 ・・・かもしれない。
2015年
8月
03日
月
週末に東京ビックサイトで催されたデンタルショーへ行って来ました。
毎度感じるのですが技工器材の展示は少なく、綺麗なブースで技工士を集めているのはジルコニア関連のように感じました。
そういった中でも興味深かったのは研磨関連の材料です。恐らくジルコニアとノンプレシャス焼付けの研磨絡みという事でしょうが、幾つか目に留まりました。
最近は義歯をレーズで研磨しない技工士が結構いると聞きました。ハンドピース用の研磨ツールの方が充実しているせいかもしれません。チェアサイドで義歯やテンポラリーを修正した際に、そういったツールを用意しておくと便利だと思いました。
同日にビックサイトでは楽天市場のイベントが行われており、やはりそちらの方が人は集まっていたようですね。当方は夕刻より飲み始め、久しぶりに這々の体で帰宅の途に付きました。
2015年
7月
07日
火
7月の第一週、金土日と3日間の語る会に土曜日より参加してきました。
思い返せば20年くらい参加してきましたが、昨年は諸事情により欠席してしまいました。そのためなかなかお会い出来ない先生方とは2年ぶりとなりましたが、みなさん気さくに話しかけていただけたのが嬉しかったです。
今年は技工絡みの話題があり、内容や出席人数からも、技工士とのやり取りに悩まれている先生が多いのだと実感しました。
写真はわかくさ歯科の孔先生よりいただきました。うっかりカメラを忘れたため、手持ちの写真はこれ1枚だけです。
久しぶりのお酒で変なテンションになっていましたが、電話やメールではなく、直接お会いして話しをするというコミュニケーションは何より大切だと思いました。
2015年
6月
14日
日
シェードの写真について聞かれる事が何度かあり、ホームページにあげる予定でおりましたが、余裕が無く放置状態のため以前書いた説明をブログに載せておこうと思いました。
そのケースを製作する技工士さんの欲しい写真が正解なのだと思いますが、私自身が参考にしやすい写真について書いたものであり、すべての技工士さんに当てはまるものではありません。
また、口角鉤が無かったためトレーレジンで適当に作りました。撮影に関しては適宜部位に合った口角鉤を使用していただければと思います。
2015年
3月
09日
月
4月よりe.maxに新しいインゴットが追加発売されます。
今まで主にインレーやステイン法のクラウンに使われて来たHTと、エナメル陶材を築盛するクラウンやブリッジに使用する、LTインゴットの中間の透明度が特徴だそうです。
HTインゴットでステイン法のクラウンを作ると、どうしても透明度が高いため暗くなりがちでした。さりとてLTインゴットだと象牙色なので、陶材を築盛する必要があります。臼歯部のクラウンの場合色は綺麗ですが、築盛部の強度がメタルボンドと同等になってしまいます。
今回発売予定のMTインゴットは、ステイン法のクラウンやブリッジに最適ではないかと期待しています。
また、4月よりイボクラール・ビバデント社製品が10%ほど値上がりするそうです。
それに伴ってe.maxインゴット代も変更させていただきます。
2015年
2月
22日
日
技工士なら誰しも不得意な技工物があると思います。でもそれ以外にも失敗するリスクの高い技工物は敬遠したいものです。
写真は先日納品したクラウンとアンレー支台の後ロー着したメタルボンドブリッジです。後ロー着しないと6番アンレーが焼付金属になってしまいます。色調や硬度、価格など考えると白金加金で製作したいのは理解できます。
今まで私が製作してきた中でも、幾つか敬遠したいものがありました。
後ロー着のメタルボンド、鋳接のアバットメント、金属床とのロー着、支台の細い・又は薄くなるe.maxなど・・・です。
こんな事書くのもどうかと思いますが、リスクのある技工物だと先生方に知っていただきたいのです。アポイントに間に合わなかったり・・・
鋳造やロー着はある程度確立した技術がありますが、まだまだ分からない事も多いのです。恐らく失敗した事の無い技工士はいないと思います。後ロー着のメタルボンドや金属床とのロー着は、目に見えない陶材や金属の内部応力などが影響してクラックや変形をもたらします。プレスの難しいe.maxや鋳接インプラントなどは、失敗した時にインゴット代やパーツ代が赤字となります。インプラントはパーツが高価なので、1回失敗すると目も当てられません。
もちろんこれらの技工物の必要性は理解しております。ただ、納期や料金に余裕を持っていただけたらありがたい技工士は多いと思います。間に合わなかったら許して下さい。
2014年
11月
28日
金
e.maxプレスの単冠を陶材を築盛せずステインのみで仕上げました。
咬合調整されたらXXXですが、単色のインゴットを咬頭の色に合わせるか、歯頚側寄りに合わせた選択をするか悩みます。
12月1日より発売のe.max Press Multiの適応症例ではありますね。
でもただ単にインゴットを変えれば良いという訳ではありません。
変更点を要約すると下記のようになります。
・1本でも今までの倍の200gの埋没材が必要になる。
・使い捨ての押し棒(ワンウェイプランジャー)が必要。
・鋳込むためのスプルーに専用のパターンが必要。
・パターンを植立する専用の円錐台が必要。
・プレス機のソフトウェアアップデートが必要。
・インゴットの価格が定価で1200円くらい上がる。
1本だけ製作するのに定価ベースの材料コストだけで2700円くらい上がりそうな予感です。
それに見合った効果を先生方に認識していただければ良いのですが・・・
導入するや否や、零細ラボの悩みどころです。
2014年
11月
04日
火
12月よりプレス用の新しいインゴットが発売されます。
要約すると、ステイン法のみで仕上げるグラデーション付きのインゴットだという事のようです。主な用途としては臼歯部の単冠になりそうですね。
当方ではクラウンなどは基本的に陶材を築盛します。その理由はインゴット無垢だと硬すぎるからです。あまりに硬いと補綴物は割れにくくなりますが、対合にダメージが蓄積されて行くように思います。
良く比較に出る曲げ強度は、天然歯が80Mpa前後、通常のメタルボンドが90Mpa前後、e.maxに築盛する陶材も同等、e.maxインゴット無垢だと400Mpa、ジルコニアだと大抵1000Mpaを超えます。
咬合面材料については御一考いただければと思います。
2014年
10月
29日
水
初遠征に行って来ました。
車で1時間ちょっとの診療室でしたが、大きく真新しい建物に驚くと共に緊張max。
e.maxブリッジのセット立ち会いでした。
大勢のスタッフがキビキビと動いている空間は久しぶりで、なんだか心地よくて長居をしてしまいました。
院内ラボも広さや器材が自分とダブり親近感を覚えました。居座っている時間に仕事進まなくてごめんね。
先生方をはじめ、スタッフのみなさんが親切でしたので助かりました。感謝!