2021年8月にジルコニアフレームの3本ブリッジを製作しました。
仮着して様子を見ていたそうですが、10月に破折して戻ってきました。
下の黒バック写真ではわかりづらいかもしれませんが、7番咬合面部からフレームごと舌側咬頭が飛びました。
クリアランスに余裕がなかった事もあり近心2点くらいしか噛ませていないのに・・・
やはりジルコニアでも接着させないと厳しいのでしょうね。
残念ながら次の一手にオールセラミックを使う勇気はありませんでしたのでメタルボンドとなりました。
メタルボンドだって陶材が飛ばないわけじゃありませんが、女性患者さんに他の手は思いつきませんでした。
同じケースでメタル有り無しで作ってみると、やはり無しの方が色が出しやすいです。
再製作料頂けないよなぁと内心泣いていましたが、そこはベテランの先生。
指示書に「技工料はしっかり請求して下さい。」との一文。
神降臨!!!
あぁどうか技工士に暖かい世の中であります様に。