clinical case 2

プレスセラミックの色合わせでは、インゴットの選択が重要になります。

インレーは透明度の高いインゴットから選択しますが、アンレーやクラウンでは迷う事が多々あります。補綴物の厚みがあると透明感の強いものではグレーっぽく暗くなってしまうからです。

クラウンでは以前はHTでしたが、最近はMTを多用しています。

 

主に使う3種類のインゴットですが、違いは透明度です。

HT>MT>LTの順で左ほど透明です。

同じシェードなのに随分違って見えますよね。同様に若い方のA3と年配の方のA3ではシェードは同じでも感じが違います。恐らくエナメルの透明感が影響するのでしょう。

写真以外でも指示書に年代が書いてあると参考になります。

 

また、支台の写真があると参考になる場合があります。模型ではコアが入っている事は分かっても、メタルなのかレジンなのかは分かりません。

支台の色が特に濃い場合は、通常よりも明るいインゴットを選択する場合もあります。

迷ったら写真撮っとけ!ですね。(笑)

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