e.maxプレスの単冠を陶材を築盛せずステインのみで仕上げました。
咬合調整されたらXXXですが、単色のインゴットを咬頭の色に合わせるか、歯頚側寄りに合わせた選択をするか悩みます。
12月1日より発売のe.max Press Multiの適応症例ではありますね。
でもただ単にインゴットを変えれば良いという訳ではありません。
変更点を要約すると下記のようになります。
・1本でも今までの倍の200gの埋没材が必要になる。
・使い捨ての押し棒(ワンウェイプランジャー)が必要。
・鋳込むためのスプルーに専用のパターンが必要。
・パターンを植立する専用の円錐台が必要。
・プレス機のソフトウェアアップデートが必要。
・インゴットの価格が定価で1200円くらい上がる。
1本だけ製作するのに定価ベースの材料コストだけで2700円くらい上がりそうな予感です。
それに見合った効果を先生方に認識していただければ良いのですが・・・
導入するや否や、零細ラボの悩みどころです。