12月よりプレス用の新しいインゴットが発売されます。
要約すると、ステイン法のみで仕上げるグラデーション付きのインゴットだという事のようです。主な用途としては臼歯部の単冠になりそうですね。
当方ではクラウンなどは基本的に陶材を築盛します。その理由はインゴット無垢だと硬すぎるからです。あまりに硬いと補綴物は割れにくくなりますが、対合にダメージが蓄積されて行くように思います。
良く比較に出る曲げ強度は、天然歯が80Mpa前後、通常のメタルボンドが90Mpa前後、e.maxに築盛する陶材も同等、e.maxインゴット無垢だと400Mpa、ジルコニアだと大抵1000Mpaを超えます。
咬合面材料については御一考いただければと思います。