2017年

8月

29日

ジルコニア技工物

ジルコニアの技工物も取り扱い始めました。

CAD/CAMはドイツのアマンギルバッハ社のceramillで、築盛陶材はイボクラールビバデント社製になります。

厚みの取れないケースなどに適応していただけたらと思います。

2017年

6月

14日

clinical case 8

男性 上顎前歯e.maxのケース。

 

振り返ってみると上顎前歯ばかり作っているように思われますが、実際は義歯とセラミックスは半々くらいです。義歯はセット後の写真が少ないのと、伝わりにくく話が長くなるので無意識に敬遠していたのかもしれません。

 

一見何の変哲も無いケースのようですが、あれ!?一本少ない・・・テンポラリーが綺麗に収まっていたのであまり違和感がなかったのですが、側切歯がありません。

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2017年

5月

31日

clinical case 7

コーヌス義歯の支台、コアだけやり直しのケースです。

脱落やカリエスなどで、義歯・内冠はそのまま使用してコアだけ製作することがたまにあります。

 

今回もその類で、義歯に戻した内冠内面にレジンを入れて大まかなトレーにしていただきました。写真の印象ポストは折れて行方不明になってしまったので短いですが、元々は長く綺麗に印象が採れていました。ポストがきちんと印象できるようにレジンを入れるだけですので、トリミングしてガバガバのレジンで構いません。

外冠に内冠を戻す際には、外冠内面の汚れは綺麗にしておいてください。結構プラークなど溜まっている場合があります。

義歯に内冠を戻した状態でシリコン印象材をレジン部に盛り、義歯を口腔内へ戻して印象採得します。

印象した内冠を義歯から外すには、鉗子などで義歯を保持し、その鉗子のヒンジあたりを内冠の抜ける方向から棒などでカンカンカン!と叩きます。

ポロっと外れますのでどこか行かないように注意してください。

その印象内冠をそのまま送っていただければOKです。

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2017年

5月

24日

clinical case 6

clinical case 5と同じ先生の症例です。

20代男性のケースですが結婚式を控えており、時間的な余裕がなく一発勝負となりました。

 

外傷で破折・失活しファイバーコアが入った状態ですが、テトラサイクリン?なのか暗い色だったためホームホワイトニングをしたとのこと。

 

上顎左1は捻転しているが、それほどの捻転にしない範囲で形態を作って欲しいとの指示。

う〜ん、前回の失敗があるのでより慎重に進めなければとイヤな汗が・・・しかも前回より難易度のハードルが上がっているような気もする。

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2017年

5月

23日

clinical case 5

ファイバーコアが装着されたe.max補綴のケース。

撮影されたシェードガイドのタブはA3とB3だが、口腔内のカラーはかなりバラバラだ。

上顎右側1の透明感と白い縞。右側2のエナメルは結構白い。

補綴されたMBはA2~A3。下顎1はなんだか暗い。

上顎右側1に合わせる予定だが、画像とにらめっこしていると目がチカチカする・・・

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2017年

1月

14日

2017もぐら塾

8日より始まった金子一芳先生の主宰されている「もぐら塾」に参加してきました。

 

咬合運動の歴史から紐解き、調節性咬合器についての解説や全顎補綴のケースを通してのプレゼンはお腹いっぱいになりました。

長期勤務していて部分的には知っていた話も、時代や技術的進歩といった経時的な流れに沿って聞く事は無かったのです。

 

小一時間ほどお時間をいただき、主にセラミックス修復についてお話させていただきました。何か一つでも記憶に残って伝わっていればいいな〜と思います。その後久しぶりに顎運動の被験者になりました。写真はボケていますが、その時描記した運動路です。たくさんの歯科医に見つめられての描記は、何か問題な線を描きませんように・・・でした。(笑)

 

当日の様子は本家金子先生のブログや進行していただいた中舘先生のブログ基本ゼミをまとめられている斎田先生のブログに紹介されていました。

 

2016年

11月

01日

技工士残酷物語

週刊ポスト誌に「やってはいけない歯科治療」という連載が載っていました。

普段週刊誌は読まないのですが、不毛と思いつつも目は通しておこうと思い読んでみました。

 

あまり技工士について雑誌などで触れられる事はないのですが、大きく登場したと思ったらコレ!

タイトル読んだだけで具合が悪くなってきました。書いてある事は大まかですが、そうだろうな〜と思いました。他の診療サイドについての内容は、う〜ん・・・どうだろうという感じが多かったです。ご興味のある方は読んでみて下さい。

文章を書いたジャーナリストの岩澤倫彦さんのHP「ノーザンライツ」はここです。

2016年

8月

26日

技工に使う掃除機

昨年2月に「白い粉」というタイトルで、サンドブラスター用のバキュームについて書きました。

四苦八苦し現在は落ち着いておりますが、気になる方もいらっしゃるようなので顛末を記録しておこうと思います。

 

写真は一代目紙パック掃除機です。

モーターまで分解して清掃してみましたが、どうにも内部まで汚染されていて再起不能でした。二代目をどうするか悩みましたが、サイクロン式を試してみようと自宅にあった掃除機を暫定的に繋いでみました。(下写真の左)

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2016年

7月

15日

歯科技工7月号

今月号の「歯科技工」に製作した補綴物が載っていた。

 

チェアサイドの視点に学ぶワンランク上のコミュニケーションメソッド」というコンテンツに、斎田寛之先生と技工士の中村誠氏が書かれたものの一部に紹介されました。

ちっちゃな宣伝になるかなと邪な考えも頭をよぎりましたが、すべてのケースにおいてこの様にうまくゆく訳ではありません。

一つの方法として、チェアサイドとラボのやり取りを参考にしていただけたらと思います。

 

いずれ時間があったらブログにも詳細を載せたいと思います。

2016年

5月

05日

clinical case 4

還暦過ぎたばかりの女性のケース。

対合は総義歯ですが、支台は有髄歯でMBにて補綴。宝飾の好きな女性は多いですが、口の中に貴金属が見えるのは例によってアウト!

霊長空隙?のスペースがあるため、そこにKey&Keywayを設定する事になりました。

もし空隙が無かったら、上手く収まらなかったでしょうね。

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2016年

5月

04日

シリコンパテ

技工作業中にシリコンパテを使いたい事は多いがコストが気になる・・・。

という事で通販の安価なシリコンを使ってきました。使用用途は決まっているので、硬すぎずそれなりの弾性があればOKでした。

数年ゼタラボを使っていましたが、よりお得なオーマラボへ変更しました。いつもの材料屋さんから入手できるのも便利だったのです。

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2016年

2月

26日

コーヌス鉗子

コーヌス鉗子の先端は大きく分けて2種類あります。

機械的な溝が入っているものとダイヤモンド粒子が付着したものです。

ダイヤモンドはどうも意図しないところにキズが着き易いので、ミゾミゾな形状が好みです。

先端サイズも大小ありますが、小さいものでも入らないケースが多々あります。そういう場合は半泣きで何とか外していましたが、時間の無い場合には大泣きになります。以前からいくつか目星は付けていたのですが、ホームセンターに似たのがあったので買って来ました。

通常コーヌス鉗子は10000円前後の値段がしますが、このプライヤーは500円程度でした。

ちょっと柄が短いのが難点ですが長いものもあるようです。先端にジスクで溝を入れればOKです。

 

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2016年

2月

26日

clinical case 3

30歳くらいの女性でe.maxクラウンのケース。

A1よりも白い。(涙)

そんな滅多に出ない色のインゴットは買わないと無いので逃げようとしたところ、診療室でもより白いコアレジンを購入したとの事。

やるしかないですね。本当に白いのか、乾燥して白くなってきているか判断の難しいところです。シェード写真のExifデータから、最初の撮影からどのぐらい時間がかかったのかわかります。ケースによっては段々白くなって行くのがわかります。そういう点からも無加工のデータが欲しいですね。

 

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2016年

2月

25日

clinical case 2

プレスセラミックの色合わせでは、インゴットの選択が重要になります。

インレーは透明度の高いインゴットから選択しますが、アンレーやクラウンでは迷う事が多々あります。補綴物の厚みがあると透明感の強いものではグレーっぽく暗くなってしまうからです。

クラウンでは以前はHTでしたが、最近はMTを多用しています。

 

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2016年

2月

19日

clinical case 1

基本的にしょうもない内容のブログではありますが、日常臨床で感じたことや思っていることを、症例を通して伝えられればいいなと考えました。

 

・6番e.maxインレーの症例

大抵のドクターは臼歯部補綴でもシェード写真を添付してくれます。そこで大きな差が出るのは露出とアングルです。

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2015年

10月

16日

石膏の選択

巷にはたくさんの種類の石膏があります。

歯科医院では何を基準に選択しているのでしょうか?色、価格、膨張率、だれかのお薦めでしょうか。

作業模型は超硬石膏、対合歯は硬石膏、参考模型は普通石膏といった感じが建前上浸透しているように思います。

精度に拘っている医院では、対合歯も超硬石膏を流してくれるところもありますが稀です。

 

やはり作業用模型と対合歯の膨張率は合わせられたらイイなと思います。逆に膨張率の違う上下顎できちんと咬むのでしょうか?

一般的な超硬石膏の膨張率は0.08%前後、硬石膏は0.2%前後です。

ですので対合歯に流す硬石膏を超硬石膏と同じ膨張率の物に変えていただければ当ラボとしてはありがたいのです。 えっ!すべて硬石膏!?うぅ〜ん。もっと硬い方がいいかな・・・

下記サイトに黒田昌彦先生が詳細に記されたpdfがあります。

http://www.gcdental.co.jp/watching/pdf/116_2.pdf

 

それから、寒天・アルジネート印象材に流す石膏はなるべく早く硬化させたほうが、諸々の問題点から良いと思います。超硬石膏、硬石膏共にファストタイプをお薦めします。

今まで使われている石膏の価格と低膨張石膏の納入価がわからないのではっきりしませんが、3kg単位で数百円の違いだと思います。一度ご自身の環境で調べてみて下さい。

韓国製の安価な石膏もありますが、使用した感じでは判断するのが微妙なところですね。

何となく製品が不均一な印象を持ちました。まぁ天然素材だから仕方ない面もあるのでしょう。


ちなみに当方が推奨する石膏は下記製品です。(寒天・アルジネート印象へ流す)

超硬石膏 ジーシー社製 ニューフジロック ファストセット

硬石膏  ジーシー社製 ニュープラストーン2 LE ファストセット

これに普通石膏を合わせた3種類あれば、歯科医院では充分だと思います。


義歯修理や咬合採得・コア採得にも必要であればキサンタノ(即時硬化性の印象用石膏)、

あるいはMACH-SLO(即時硬化性の模型用シリコン材)があると便利ですね。動画リンク

2015年

9月

30日

高級歯科技工用ポーセレンブラシを購入した。(タミヤ モデリングブラシHG

 

セラミックのステイニングに使用する為である。今までは某GC社の筆、No.6/250円を十数年に渡り継続して使っていたが、ただの毛束になってきたので交代である。

(写真左の白い筆)

かなり気に入っていたのだが個体差があるため、数本購入して器量の良いものをピックアップしていた。

なんだかそれもアホくさいので、信頼するタミヤのブラシにしてみた。ステイニングというよりもウェザリングになるかもしれない。

まだ実戦投入していないが、軽くて持ち易く好感触だ。ほんのちょっとだけ仕事のやる気が出て来た。 ・・・かもしれない。

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2015年

8月

03日

東京デンタルショー

週末に東京ビックサイトで催されたデンタルショーへ行って来ました。

毎度感じるのですが技工器材の展示は少なく、綺麗なブースで技工士を集めているのはジルコニア関連のように感じました。

そういった中でも興味深かったのは研磨関連の材料です。恐らくジルコニアとノンプレシャス焼付けの研磨絡みという事でしょうが、幾つか目に留まりました。



最近は義歯をレーズで研磨しない技工士が結構いると聞きました。ハンドピース用の研磨ツールの方が充実しているせいかもしれません。チェアサイドで義歯やテンポラリーを修正した際に、そういったツールを用意しておくと便利だと思いました。


同日にビックサイトでは楽天市場のイベントが行われており、やはりそちらの方が人は集まっていたようですね。当方は夕刻より飲み始め、久しぶりに這々の体で帰宅の途に付きました。

2015年

7月

07日

2015 臨床歯科を語る会

7月の第一週、金土日と3日間の語る会に土曜日より参加してきました。

思い返せば20年くらい参加してきましたが、昨年は諸事情により欠席してしまいました。そのためなかなかお会い出来ない先生方とは2年ぶりとなりましたが、みなさん気さくに話しかけていただけたのが嬉しかったです。

 

今年は技工絡みの話題があり、内容や出席人数からも、技工士とのやり取りに悩まれている先生が多いのだと実感しました。

 

写真はわかくさ歯科の孔先生よりいただきました。うっかりカメラを忘れたため、手持ちの写真はこれ1枚だけです。

久しぶりのお酒で変なテンションになっていましたが、電話やメールではなく、直接お会いして話しをするというコミュニケーションは何より大切だと思いました。

2015年

6月

14日

シェードテイクの写真

シェードの写真について聞かれる事が何度かあり、ホームページにあげる予定でおりましたが、余裕が無く放置状態のため以前書いた説明をブログに載せておこうと思いました。

そのケースを製作する技工士さんの欲しい写真が正解なのだと思いますが、私自身が参考にしやすい写真について書いたものであり、すべての技工士さんに当てはまるものではありません。

また、口角鉤が無かったためトレーレジンで適当に作りました。撮影に関しては適宜部位に合った口角鉤を使用していただければと思います。

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2015年

3月

09日

e.maxプレス MT

4月よりe.maxに新しいインゴットが追加発売されます。

今まで主にインレーやステイン法のクラウンに使われて来たHTと、エナメル陶材を築盛するクラウンやブリッジに使用する、LTインゴットの中間の透明度が特徴だそうです。

HTインゴットでステイン法のクラウンを作ると、どうしても透明度が高いため暗くなりがちでした。さりとてLTインゴットだと象牙色なので、陶材を築盛する必要があります。臼歯部のクラウンの場合色は綺麗ですが、築盛部の強度がメタルボンドと同等になってしまいます。

今回発売予定のMTインゴットは、ステイン法のクラウンやブリッジに最適ではないかと期待しています。


また、4月よりイボクラール・ビバデント社製品が10%ほど値上がりするそうです。

それに伴ってe.maxインゴット代も変更させていただきます。

2015年

2月

22日

避けたい技工

技工士なら誰しも不得意な技工物があると思います。でもそれ以外にも失敗するリスクの高い技工物は敬遠したいものです。


写真は先日納品したクラウンとアンレー支台の後ロー着したメタルボンドブリッジです。後ロー着しないと6番アンレーが焼付金属になってしまいます。色調や硬度、価格など考えると白金加金で製作したいのは理解できます。


今まで私が製作してきた中でも、幾つか敬遠したいものがありました。

後ロー着のメタルボンド、鋳接のアバットメント、金属床とのロー着、支台の細い・又は薄くなるe.maxなど・・・です。


こんな事書くのもどうかと思いますが、リスクのある技工物だと先生方に知っていただきたいのです。アポイントに間に合わなかったり・・・

鋳造やロー着はある程度確立した技術がありますが、まだまだ分からない事も多いのです。恐らく失敗した事の無い技工士はいないと思います。後ロー着のメタルボンドや金属床とのロー着は、目に見えない陶材や金属の内部応力などが影響してクラックや変形をもたらします。プレスの難しいe.maxや鋳接インプラントなどは、失敗した時にインゴット代やパーツ代が赤字となります。インプラントはパーツが高価なので、1回失敗すると目も当てられません。

もちろんこれらの技工物の必要性は理解しております。ただ、納期や料金に余裕を持っていただけたらありがたい技工士は多いと思います。間に合わなかったら許して下さい。

2014年

11月

28日

e.max臼歯ステイン法

e.maxプレスの単冠を陶材を築盛せずステインのみで仕上げました。

咬合調整されたらXXXですが、単色のインゴットを咬頭の色に合わせるか、歯頚側寄りに合わせた選択をするか悩みます。


12月1日より発売のe.max Press Multiの適応症例ではありますね。

でもただ単にインゴットを変えれば良いという訳ではありません。

変更点を要約すると下記のようになります。

・1本でも今までの倍の200gの埋没材が必要になる。

・使い捨ての押し棒(ワンウェイプランジャー)が必要。

・鋳込むためのスプルーに専用のパターンが必要。

・パターンを植立する専用の円錐台が必要。

・プレス機のソフトウェアアップデートが必要。

・インゴットの価格が定価で1200円くらい上がる。

1本だけ製作するのに定価ベースの材料コストだけで2700円くらい上がりそうな予感です。

それに見合った効果を先生方に認識していただければ良いのですが・・・

導入するや否や、零細ラボの悩みどころです。

2014年

11月

04日

e.max Press Multi

12月よりプレス用の新しいインゴットが発売されます。

要約すると、ステイン法のみで仕上げるグラデーション付きのインゴットだという事のようです。主な用途としては臼歯部の単冠になりそうですね。

当方ではクラウンなどは基本的に陶材を築盛します。その理由はインゴット無垢だと硬すぎるからです。あまりに硬いと補綴物は割れにくくなりますが、対合にダメージが蓄積されて行くように思います。

良く比較に出る曲げ強度は、天然歯が80Mpa前後、通常のメタルボンドが90Mpa前後、e.maxに築盛する陶材も同等、e.maxインゴット無垢だと400Mpa、ジルコニアだと大抵1000Mpaを超えます。

咬合面材料については御一考いただければと思います。

2014年

10月

29日

いざ出陣!

初遠征に行って来ました。

車で1時間ちょっとの診療室でしたが、大きく真新しい建物に驚くと共に緊張max。

e.maxブリッジのセット立ち会いでした。


大勢のスタッフがキビキビと動いている空間は久しぶりで、なんだか心地よくて長居をしてしまいました。

院内ラボも広さや器材が自分とダブり親近感を覚えました。居座っている時間に仕事進まなくてごめんね。


先生方をはじめ、スタッフのみなさんが親切でしたので助かりました。感謝!

HAGI dental lab

〒365-0036

埼玉県鴻巣市天神4-3-10

Tel.048-543-0333

定休日 土.日.祝日

休日でも宅急便の受取りはできると思います。

 

技工指示書
お手持ちの技工指示書が無い先生は印刷してお使い下さい。
「お問い合わせ」からご連絡頂ければ、後日正式なものをお届けいたします。
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